
連日の悲惨なニュースが報じられています。
親が子を殺す。子が親を殺す。
模範たる立場の人間までもが犯罪を犯す。
昔から少なからず犯罪や倫理観を逸脱した事件は存在しました。
しかしながらこんなにも身近に当たり前にはなかったはずです。
どうしてこんな世の中になってしまったのでしょうか。
親である前に一人の男性であり女性である。
男性であり女性である前に一人の人間である。
そして人間とは自由な存在である。
こんな一人一人の役割を放棄するかの個人主義が溢れた結果、
親としての役割を自覚する意識を薄れさせている一因でもあると思います。
親は子を躾、礼儀を正し、溢れんばかりの愛を注ぐ。
子は勉学に勤しみ、親、先人を敬愛する。
こんな当たり前の事が出来なくなった世の中が少しずつ社会を狂わせていると感じます。
子は親を真似、子にとって親は全てです。
子の問題は親の問題であり、問題は親によってつくられたものであります。
つまりは今の社会を変えるには我われ親世代が変わらなければならないのです。
親であることを自覚し子を育てることの重要性が叫ばれています。
しかし核家族化、地域コミュニティーの変化は地域社会をも変化させ
親は親としての心構えを学ぶことが困難となってきました。
その空白を埋めるべく親学が必要とされています。
親学を地域社会の発展とこの国の将来のために学んでいただきたいと存じます。
第46代理事長 加賀 崇三